男性の3人に1人は薄毛に

shiraga

薄毛は10代から始まります。65~70才ぐらいの日本人男性を見てみると、3人に1人が薄毛とも。

多くの人が抱える抜け毛の不安は、大いに悩ましい問題です。

まずは、髪の毛がどのように栄養を得て育ち、しっかり伸びていくのか、どんなサイクルで生え変わるのかについて説明しましょう。

髪の毛には、頭皮の上に露出している毛幹や、頭皮の下に隠れている毛包などがあります。

髪の毛は皮膚の下にある毛包でつくられるのですが、毛包の根元には、髪の毛の成長に必要な栄養を取り込む毛乳頭と毛母細胞からなる毛球、髪の毛をつくるために必要な栄養や酸素を運んでくれる毛細血管があります。

毛母細胞は、毛細血管から運ばれてきた栄養や酸素を活力にして細胞分裂を繰り返し、新しい毛をつくります。

こうして生まれた新しい毛が毛穴から押し出されることによって、毛髪が上へと伸びていきます。これが髪の毛が生えるしくみです。

ところが、毛母細胞に運ばれるのが栄養ではなく成長を抑制する成分だった場合、毛髪は伸びることができず、抜けてしまいます。

抜け毛が気になる人は、1日にどれくらい髪の毛が抜けるのか、気にかかるでしょう。日本人の髪の毛の総数は、男性が10万本、女性はい11~12万本といわれています。健康な人の場合、1日にだいたい100本抜けます。1年のうちで最も成長率の高い時期を過ぎる秋頃には、さらに抜け毛が増えます。

髪の毛が抜ける原因はいくつかあります。円形脱毛症や抗がん剤による脱毛症、甲状腺の機能が低下して起こる橋本病による脱毛症、ダイエットや飢餓による脱毛症などのほかに、女性の場合、子どもを産んだ後に起こる分娩後脱毛症、ピル(経口避妊薬)を服用したことで髪の毛が抜けるピル服用後脱毛症も考えられます。

なかでも多くの男性を悩ませるのが、AGA(男性型脱毛症)です。男性に限らず、女性の薄毛の原因も、同じしくみで起こるFAGA(女子男性型脱毛症)が半数を占めると考えられます。

毛周期と呼ばれる髪の毛の成長サイクルは、細胞が活発に分裂し、新しい髪の毛が伸びる成長期、細胞の活動が弱まって成長が止まる退行期、新しい髪の毛が生える準備をする休止期の3段階に分かれています。

AGAになると、本来2~6年あるべき成長期が、数カ月~1年で終わってしまい、十分に成長せずに抜ける時期に入ってしまいます。細く短い髪の毛しか育たないようになると、額の生え際の毛や頭頂部のボリュームが減って、頭皮が目立つようになり、いわゆる「ハゲ」と呼ばれる状態になるのです。

また、白髪になるのは、メラニン色素を合成して髪の毛の色をつかさどるメラニン細胞になんらかの変化が起こり、細胞の数が減ることが原因だと考えられています。年齢を重ねて毛周期が何回転もすると、メラニン細胞が減りやすくなるため、白髪になっていくのです。

管理人

Comments are closed.