シャンプーの仕方が大問題

shiraga

「シャンプーするときは、爪を立てて洗ってはいけない」

白髪や薄毛対策の頭髪ケアに関心がある人であれば、一度はこんな話を聞いたことがあるのではないでしょうか。

たしかに爪の先で洗うと頭皮を傷つけてしまうため、おすすめできません。ですが、爪で傷つけないように指の腹で洗うのも正解ではないのです。なぜなら、指の腹でこすることで「新生毛」も一緒に引き抜いてしまうからです。

新生毛とは、生えたばかりの細い毛で、これから育って太くなっていく毛のことです。

通常、髪の毛にはヘアサイクル(毛周期)という毛が生えてから抜けるまでの周期があって、新生毛の生え始めは、古い毛が抜けた大きな毛穴に、耳たぶに生えているような細い状態で生えてくるため、頭皮にしっかり根付いていないという特徴があります。

ヘアサイクルに合わせて今まで生えていた髪の毛は抜けていきますが、同時に新生毛が生まれ、太く育っていけば薄毛になることはありません。しかしシャンプーなどで繰り返し新生毛を引き抜いてしまうと、どうなるか?もうおわかりですよね。育つ毛がないため薄毛になってしまいます。これでは、いくら育毛剤を使っても意味がありません。

正しい洗い方は指の腹ではなく、指頭(ピアノやパソコンのキーボードを押す部位、爪先と指腹の中間部分)をしっかりと頭皮にあてること。頭皮をこすって洗うのではなく、指をあてたまま頭皮ごと動かすように洗うことが大切なのです。

日本では「シャンプー」のことを「洗髪」と訳してしまい、髪を洗って汚れを落として清潔にする技術として定着しました。

ですが、シャンプーの語源はヒンディー語の「チャンプー」。オイルを使って頭部のマッサージをして血行を良くし、体調を整え、健康に役立てる「マッサージ」の技術を意味します。本来「髪を洗う」技術というよりも「頭を洗う」技術なのです。

頭皮の汚れには身休から分泌される皮脂、汗、フケ、毛屑などや老廃角質、外部からの頭髪用化粧品などの油脂類、化学物質、大気中のごみやほこり、かび、細菌類、胞子、種子類などがあり、これらが単一ではなく、混然一体となって付着しています。

この不潔になりやすい頭皮、頭髪を清潔に保ち、マッサージをおこない、皮膚の生理機能を高め、新陳代謝を盛んにし、健康で美しくするのがシャンプーの役目。それに合った指の動かし方をしなくてはならないのです。

まずは今日から指の腹で洗うのをやめてみましょう。

管理人

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